花壇のヒメマルカツオブシムシ
今年も我が家の玄関先で、ヒメマルカツオブシムシの成虫を見つけました。
この時期になると、このような花の黄色い部分でよく見かけるようになります。
色は、ベージュと茶色のギザギザ縞模様。
サイズはおよそ2mmで、てんとう虫のような形状です。
こちらは、さなぎ。
先日、お客さんちで鍵盤分解掃除の時に見つけたものです。
幼虫が部品の羊毛(フェルトなど)を食べて育ちます。
どこにでもいる虫で、ピアノにもたびたび害を及ぼします。
春、ピアノの中で産卵すると、幼虫でおよそ10か月間羊毛の部品を食べて育ち、春先に蛹(さなぎ)になって一カ月ほどで成虫になり、早速交尾して卵を産むそうです。
何年も調律していないピアノは特に心配ですね。
窓を開けるときには網戸を。
また、ピアノの中には衣類の防虫剤(最近の一年用など)を入れると少し安心です。
10年ほど前の飼育のミニ記録はこちら
http://homepage2.nifty.com/okamotopiano/mushigai.htm
http://okamotopiano.jp 岡本ピアノ工房
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