チューニングハンマー考
30年ほど前、故 堀栄蔵さんに、『チューニングハンマーはシッカリ掴んで回す』ことを教えられ、柄の先に木球をつけた。
軽量化(工具かばんを軽く)するために、工夫もした。
が、柄やチップがシナルことまでは考えが及ばなかった。残念!
下のチューニングハンマーは、ドイツのJahn製。これがすこぶる調子いい☆
◎ヘッドも 柄もシナラナイ♪ これによって、あとちょっとの音程を、ものすごくコントロールしやすくなっている。
◎柄がカーボンで出来ていて軽い♪ チューニングピンの数およそ230本。その数以上は差し替えることになるので、軽快な動作ができるのはうれしい。
これだと、高校生の頃(子どもの頃からの分解癖でピアノをバラバラに分解)から使っている愛用のチューニングハンマー(上)はお蔵入りになってしまいそう・・・
それでは寂しいので、ヤーンの新製品に、ちょっとでも近づくよう改良してみた♪
まずは、掴むところの形状を自分の手に出来る限り合わせてみよう...
♪紙粘土を握って最適な形状を考察。
♪重さの一因、鉄の軸を必要最小限に短く切断。
♪シナリを減らすために、先端の真鍮部品の薄い部分をCUT。
最後に磨いたり眺めたりしていると、なんだか愛おしくなった。
古くからの道具も、意外と好きやな~
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