覚え書き「音の伝わる速さ」
先日のグータコンパスさんで開かれた技術セミナー「そうなのか! こうすればもっと鳴るのかこのピアノ!講師:鶴田圭寿さん」では、
普段気にしつつもちゃんと考察していなかった様々な興味深い事柄に目と耳で触れることができ、
ちょっと調律が上手になった気分。
その中から「音の伝わる速さ」について復習してみた。
空気 340m
水 1470m
鉛 2160m
ナイロン 2690m
金 3250m
♪ぶな 3900m
♪楓 4300m
真鍮 4390m
♪スプルース 5500m
ステンレス 5660m
ガラス 5770m
鉄鋼 5920m
アルミニウム 6380m
ベリリウム 12880m
響板に使われているスプルースが、思いのほか伝達スピードが速い!
経年変化により、さらに軽く&硬くなった響板では、もっと良い条件になるだろう。
軽い⇒音の立ち上がりのレスポンス
硬い⇒自分でエネルギーを消耗してしまわない
だけでなく、♪伝達のスピードが速い⇒なるほどっ!
参考にさせてもらった上記データは、
http://www.wood.co.jp/yume/04901.htm
http://www.dakotajapan.com/mpseries/point/speed-sound.html
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント