2017年4月13日 (木曜日)

EUROPA号2017-04-12

Ap4121107Bp4121100Bp4121092Bp4121094誕生日の昨日は、神戸港第四突堤ポートターミナル停泊中の豪華客船EUROPA号(28600トン)へピアノ調律に。

シンプルで小さめの船ながら、内部は質が高い。

案内版などはドイツ語が上で下に英語。時折ドイツ語らしき会話も聞こえてくる。3台のピアノは共にSteinway&sons。TheaterにD型と、10階のラウンジ&4階のバーにそれぞれB型が置いてあった。

一緒に行ってもらった調律名人の高木さん曰く、国産のピアノを載せてますって感じだね!と。

僕の担当は10階ラウンジ。丁寧にメンテナンスされたピアノでよい音がしていた。
さぁ!びっくりするくらい良い音に!!といつもの弦磨きから、、、

高木さんと一緒に10階で昼食→音色のアドヴァイスももらって修正。そして名人の調律見学。調律が進むにつれ良い音になっていくのは見事。次からの自分の調律も上手になってそうな気がした。

船上のピアノは、揺れる船に対応して脚が固定されている事が多いけれど、この船は美しく合理的な固定がされていた。
パイプは少し伸縮するのだろうか...

今回も船内散策の余裕なし。
さぁ今日から56歳。まだまだ調律上手になると思うので、元気にがんばるぞ!

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2017年3月31日 (金曜日)

Queen Elizabeth号2017-3-20

QesotokaraQetheaterQedeck_2こちらは、巨大な超豪華客船。

2010年に就航のQueenElizabeth号は9万トン。

こちらも4台のピアノを調律に。

神戸港で調律するといい音になるとウワサも出てきたようなので気を抜けない。

時間が限られていたので、名人の高木さんと藤枝先輩と、私と3人で乗船。

素晴らしいインテリア。

クルーの人たちも落ち着いていた。

調律が精一杯で散策の余裕なし。

http://okamotopiano.jp 岡本ピアノ工房

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Amsterdam号2017-02-13

AmssotokaraAmsushiroAmssagyou少し小さめのお洒落な船。

2000年に就航のクルーズ客船。

6万トンのAmsterdam。

4台のピアノ。

藤枝先輩と調律で乗船。

一日たっぷり掛けられたので、ビュッフェでランチも。

いつか動いている船に乗れますように...


Amsfujiedasenpaito


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2017年1月16日 (月曜日)

遅れ馳せながら、あけましておめでとうございます。

2017みなさん、よいお正月を過ごされましたか?

おとといからの寒波で、西脇でも、めったに降らない雪が積もり、あちこちでいろいろな雪だるまが見られました。

私は、昨年秋から、気の張る仕事が増えて頑張りすぎ、お正月はすっかりくたばっていました。

今年は、益々良い音を目指して、健康にも気をつけてがんばりたいと思っています。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

みなさまにも、良いことがたくさんありますように。。。

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2016年10月 9日 (日曜日)

バランスホールリーマー<押すだけⅡ>

2016100630余年手作りで様々に改良を重ねて来た”鍵盤バランスホール調整の道具”
2年ほど前、たまたまいい感じに出来上がって調子に乗り、金物で有名な三木市の専門工場にて50個のコピー製作を依頼。
見事な寸法で出来上がるも、赤い柄が恥ずかしくそのまま放置。

約1年後みなさんの応援を得て、あっと言う間に完売し、再製作が必要になるも、意外と好評の「オカモトレッド」の愛称まで付いた赤い柄が手に入らないことが判ったり、改正図面を書くのや交渉&打ち合わせが億劫で放置。...
数名の方のたびたびの催促のお陰で、、、

♪やっと出来上がってきました<押すだけⅡ>
ほんの少し寸法を見直したのと、ビット交換式になりました。
今回100個製作、¥2500-にて販売中(柄は無し)です。
早速たくさんの注文を頂き、目下48本残っています。
鍵盤バランスホールの調整 →岡本ピアノ工房 http://okamotopiano.jp/?page_id=1201

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2016年9月 9日 (金曜日)

鍵盤ブッシング交換?その前にもうひと工夫!

P9060606 P9060608 P9060607 P9060611 P9060609 ピアノが新しいうちは、鍵盤がカタカタすることはまずないけれど、

虫食い(ヒメマルカツオブシムシ) の為に、ブッシングクロスが無くなってしまったり、

鍵盤ガイドピンがカサカサorザラザラしたまま使用を続けた為に、ブッシングクロスが磨り減って、、、

鍵盤左右のアソビが増えたり、鍵盤を前から見ると、斜めに傾いていたりしているピアノがあります。

こうなると、丁寧に弾いているつもりでも、指からのエネルギーが適切にハンマーへ伝わらず、実は意外なほどよい音が出ません。

そこで、普通は「鍵盤ブッシングの貼り替え」となるのですが、、、

その前に、もう一度よく観察。

もし、「虫食い」でもなく、ブッシングクロスの顕著な磨り減りでもない場合、もうひと工夫することで、良い状態に戻ることがあります。

それは「アイロンを利用したスチーム復元」。

写真は、上から
♪鍵盤ブッシングのアソビが増えた鍵盤。
♪鍵盤ブッシングに蒸気を当てる(お客様が手伝ってくださっているところ)
♪蒸気を当てた後の黒鍵を取り付け。
♪少々膨れ過ぎたブッシングを調整。
♪調整後。(鍵盤同士の隙間も揃っている)

お客様にも手伝っていただいた場合1時間ほどで作業完了。
貼り替えの手間も費用も掛からずに、また長く良い状態で弾いていただけるようになりました。

http://okamotopiano.jp 岡本ピアノ工房

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2016年5月17日 (火曜日)

一年ぶりに、Diamond Princess号へ

Ap5164504久しぶりでちょっとワクワク。
いつもなら、かなりひどく狂ってるピアノを、ガラッと良くして喜んでもらえるところ、今回は、だいぶん安定していたので、“喜んでもらえる”のハードルが高かった。Ap5164508

想定外のプレッシャーを感じながら、精一杯作業。 幸いMusic Managerさん、喜んでくれてカプチーノをご馳走してくれました。

ピアニストさん、i-padの楽譜で演奏。
なるほど、いよいよそういう時代に。。。Ap5164512

今回、船首の方に駐車させてもらったので、帰り際記念に、愛車の黄色いN-OneとDiamond Princessをパチリ。

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2016年4月 2日 (土曜日)

ダンパー位置変更(残響を改善する)

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う~n・・・ やるか!

♪ハルちゃん手伝ってくれる?

広い教会のように残響が残るアップライトピアノを改善します。

ダンパーヘッドを、ハンマーが引っ掛からないギリギリ上の位置に変更しました。

♪剥がす時も取り付けるときも、ハルちゃんの「熟練の看護士さん」のように見事なアシスタントのお陰で、1時間ほどで付け替え終了。

5mmほど上に移動して、だいぶん『♪ブワンー』が減りました。

http://okamotopiano.jp (有)岡本ピアノ工房

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2016年3月25日 (金曜日)

覚え書き「音の伝わる速さ」

Ap3130592先日のグータコンパスさんで開かれた技術セミナー「そうなのか! こうすればもっと鳴るのかこのピアノ!講師:鶴田圭寿さん」では、
普段気にしつつもちゃんと考察していなかった様々な興味深い事柄に目と耳で触れることができ、
ちょっと調律が上手になった気分。

その中から「音の伝わる速さ」について復習してみた。

空気 340m
水 1470m
鉛 2160m
ナイロン 2690m
金 3250m
♪ぶな 3900m
♪楓 4300m
真鍮 4390m
♪スプルース 5500m
ステンレス 5660m
ガラス 5770m
鉄鋼 5920m
アルミニウム 6380m
ベリリウム 12880m

響板に使われているスプルースが、思いのほか伝達スピードが速い!
経年変化により、さらに軽く&硬くなった響板では、もっと良い条件になるだろう。

軽い⇒音の立ち上がりのレスポンス
硬い⇒自分でエネルギーを消耗してしまわない
だけでなく、♪伝達のスピードが速い⇒なるほどっ!

参考にさせてもらった上記データは、
http://www.wood.co.jp/yume/04901.htm
http://www.dakotajapan.com/mpseries/point/speed-sound.html

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2016年1月19日 (火曜日)

鍵盤ブッシング貼り替え(調律の際に・・・)

B1r0012967B2r0012969B3r0012970B4r0012972B5r0012975B6r0012977B7r0012978B8r0012979B9r0012980B10r00129835年も10年も続けて調律に伺わせて頂いているピアノのコンディションは、自分の仕事の積み重ねの結果に相違ないので、どんどんと責任が増していく。(^_^;

今日のピアノもそんな中の一つで、地元公立保育園の古いアップライトピアノ。
46年間も園児を見守り続けて来たピアノだ。

毎年同じ時期に調律を重ねると、音程・タッチ・音色が安定してきて、予定の時間内で様々な修理もしていくことができる。

今回は鍵盤のブッシング交換。
以前から少しずつ交換していて、今日は新たに5本を交換した。

ブッシングが磨り減り左右のあそびが増えると、カタカタ音がしたり、エネルギーロスが多く、タッチが不安定になる。

お預かり修理の場合は、蒸気で剥がし、膠(にかわ)で貼ることになるが、出先ではそうも行かないので、替わりにナイフと木工用接着剤を使う。

木工用接着剤は速乾のもの。
水分がやや少ないので、ブッシングクロスに染みこみにくいが、さらなる工夫で最善を狙う。

接着剤は、鍵盤側(木部)につけ、さらにしばらく置いてからブッシングクロスを貼ると、木工用接着剤の表面が乾き粘度も増して、クロスが付き易く染みこむ量も減り、クロスの柔らかさを保つことが出来る。

固まるのを待って、鍵盤に取り付けると、タッチも安定していい感じに仕上がった。

ずっとずっと末永く、園児の歌やお遊戯に活躍して欲しい。

http://okamotopiano.jp 岡本ピアノ工房






















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